イタリアのビーチを彩る、洗練されたリラクゼーションの象徴「Nido」

デザイナーLodovico Bernardiが描く、アウトドア空間のためのラウンジチェア

イタリアのビーチに広がる伝統的なサンラウンジャーからインスピレーションを得て、デザイナーのLodovico Bernardiは、アウトドア家具の世界に新たな風を吹き込むラウンジチェア「Nido」を生み出しました。そのシンプルさと快適さが象徴するリラクゼーションのビジュアル化を目指し、洗練されたデザインと素材を用いて、アウトドア空間のための新たな概念を提案します。

「Nido」は、リラクゼーションと快適さのビジュアル化を目指したラウンジチェアです。ただ見ているだけで心地よさを感じさせ、良好な生活をインスパイアする製品を目指しました。アウトドアでの生活はレジャーについて、そしてレジャーは全体的な体験です。視覚的な部分はその体験の一部であり、そのため製品の構造をシンプルにすることで、最小限の要素でアイコニックな美学を追求しました。

製品のフレームは厚みのあるアルミニウム管で作られ、一箇所で溶接されブラッシュ加工されています。柔らかいストライプは、細いアルミニウム管の構造を手織りで作り上げています。その結果、深さ113cm、高さ87cm、幅65cmという寸法で、ソフトラバーで詰められたポリエステルストライプを特徴とするラウンジチェアが完成しました。

「Nido」は、チェア、シート、アウトドア、家具、ラウンジ、レジャーといったキーワードで表現されるデザインです。Lodovico Bernardi Studioのメンバーによって製作され、アウトドア空間でのリラクゼーションと快適さを視覚化するというコンセプトを追求しています。

このデザインは、2020年のA' Furniture Design Awardでブロンズ賞を受賞しました。この賞は、芸術、科学、デザイン、テクノロジーのベストプラクティスを組み込み、優れた技術力と創造力を持つ、生活の質の向上に貢献し、世界をより良い場所にするデザインに授与されます。

デザイナーのLodovico Bernardiは、「Nido」を通じて、アウトドア空間でのリラクゼーションと快適さを視覚化し、それを体験することで、より良い生活をインスパイアするという新たな概念を提案しています。そのシンプルで洗練されたデザインは、アウトドア家具の世界に新たな風を吹き込むことでしょう。