古代ギリシャの神々が息づくボードゲーム「ダイダロス・メイズ」

アンドレアス・キオログルが描く神話とファンタジーの世界

古代ギリシャの神々と神話、そしてファンタジー映画の美学からインスピレーションを得たボードゲーム「ダイダロス・メイズ」。プレイヤーはこのゲームを通じて古代ギリシャの世界へとタイムスリップし、神々や神獣と共に迷路を駆け抜ける。

「ダイダロス・メイズ」は、アンドレアス・キオログルがデザインしたボードゲームで、そのユニークな特性は、迷路の壁が動き、宝を手に入れて最初に脱出することを目指すという点にあります。プレイヤーはそれぞれ6つのポーンを持ち、いくつかのカードを手に入れてゲームを開始します。迷路は回転し、壁が動くため、プレイヤーはトラップを生き抜き、宝を手に入れて最初に脱出することを目指します。

このゲームはギリシャでデザインされ、中国で製造されました。素材としてはPETと紙が使用されています。ボックスの寸法は360 x 250 x 60 mm、ボードの寸法は380 x 380 mmで、68枚のカードとA4サイズの48ページのブローシャーが付属しています。

このゲームの開発には3ヶ月の時間がかけられ、その間に古代ギリシャの神話を研究し、ファンタジー映画や他のボードゲームを分析しました。デザインの課題としては、ボードと68枚の神々、モンスター、イベント(アキネシア、ヘイスト、アデスなど)のカードをデザインし、プレイヤーに古代ギリシャの神話の雰囲気を感じさせることが挙げられます。

「ダイダロス・メイズ」は、2020年のA' Toys, Games and Hobby Products Design Awardでブロンズ賞を受賞しています。この賞は、芸術、科学、デザイン、技術のベストプラクティスを取り入れ、強力な技術的・創造的スキルを発揮し、生活の質の向上に貢献し、世界をより良い場所にする優れたデザインに授与されます。

このボードゲームは、プレイヤーが古代ギリシャの神々と神獣、そして神話の世界に浸ることができる、非常に中毒性のあるゲームとなっています。ボードは3Dでデザインされ、石のアリーナを表現しています。また、68枚の神々、神獣、イベントのカードは、プレイヤーに古代ギリシャ神話の雰囲気を感じさせるようにデザインされています。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Andreas Kioroglou
画像クレジット: Andreas Kioroglou
プロジェクトチームのメンバー: Designer: Andreas Kioroglou
プロジェクト名: Daedalus Maze
プロジェクトのクライアント: Andreas Kioroglou


Daedalus Maze IMG #2
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Daedalus Maze IMG #5
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