カトリックの象徴、聖母マリアへの深い敬愛から生まれたこのコレクションは、単なる信仰のシンボルを超え、独自性とスタイルを兼ね備えたアートピースへと昇華されています。大量生産されるメダルとは一線を画し、各デザインに美しさとユニークさを注ぎ込んだのです。
世界中で崇敬される聖母マリアの七つの称号をテーマに、それぞれのネックレスは、繊細でありながらも個性的なデザインを展開。伝統的なメダル形状から脱却し、専用のデザインを提供しています。
レーザーカットによる金属板(金、銀、ステンレススチール)の切り出しや、様々な金属への鋳造によって製作されるこれらの作品は、技術的な革新性も兼ね備えています。ペンダントのサイズは、幅9-20mm、高さ25mmの範囲で展開されています。
着用方法においても、通常のネックレスとして首にかけることはもちろん、手首に巻いてブレスレットとしても使用可能です。2022年4月、フロリダ州オーランドでのプロジェクト期間中に、聖母マリアのイメージリーを深く研究し、独自のドローイングスタイルで再解釈しました。
このプロジェクトの挑戦は、聖母の姿の認識可能な本質を保ちつつ、新鮮なデザインを創出することにありました。そして、その成果は「A' Jewelry Design Award」において2024年、アイアン賞を受賞するという形で世界に認められました。この賞は、専門的かつ産業的要件を満たす、実用的で革新的な創造物に与えられるものです。
カミラ・マルコンデスによる写真撮影が全てを物語っています。彼女の手によって、聖母コレクションはただの宗教的アクセサリーではなく、現代のライフスタイルに根ざした、美と信仰のシンボルへと昇華されたのです。
プロジェクトデザイナー: Camilla Marcondes
画像クレジット: All Photography: Camilla Marcondes
プロジェクトチームのメンバー: Camilla Marcondes
プロジェクト名: Our Lady Collection
プロジェクトのクライアント: Camilla Marcondes