台湾の多くの歴史的建造物には、守護者のように大樹が寄り添っています。その根は大地に深く根ざし、建物の基盤を支え、人と建築の絆を静かに見守り続けてきました。Hsin Leeは、この象徴的な存在からインスピレーションを受け、アートと建築、そして人の心をつなぐ新たな作品を生み出しました。
「The Legacy of the Art Tree」は、フランスのラグジュアリージュエリーに宿る詩情と伝統を現代的に再解釈しています。30種類のラインストーンと24K金箔が織りなす幹は、時を超えた優雅さと知恵を表現。作品全体が宝石のような輝きを放ち、鑑賞者を優雅な時空へと誘います。
制作には、古典的なダイヤモンドパヴェ技法や日本の伝統的な金箔貼り、隠し木工継手など、多彩なクラフトマンシップが結集。ホワイトラインストーンやグリーンラインストーン、樹脂、24K金箔、ステンレス、チタン、台湾ヒノキなど、厳選された素材が用いられています。全長150cm、高さ110cmの大作は、空間に圧倒的な存在感をもたらします。
自然光が差し込むと、ダイヤモンドツリーは光と影の中で多彩な表情を見せます。201枚の葉と30種の石のセッティングは、宝飾デザインの限界に挑戦した証。光の移ろいとともに空間の雰囲気を変え、建築美の価値を新たに体験させてくれます。
この作品は、2023年10月から2024年6月にかけて台北で制作され、信義区の永吉建設現場に設置されました。古樹の象徴性とダイヤモンドの永遠性を重ね合わせ、祖先から受け継がれる精神と無限のエネルギーを表現。A'デザインアワード金賞を受賞し、アートと建築、テクノロジーの未来を照らす存在となっています。
「The Legacy of the Art Tree」は、空間に詩的な輝きをもたらし、建築と人の心をつなぐ新たなアートの可能性を提示しています。伝統と革新が共鳴するこの作品は、現代のライフスタイルに新たな価値をもたらすでしょう。
プロジェクトデザイナー: HSIN LEE
画像クレジット: Image:art director Hsin Lee (ZXIN), 2024
プロジェクトチームのメンバー: Art Director : Hsin Lee
プロジェクト名: The Legacy of the Art Tree
プロジェクトのクライアント: ZXIN Hsin Lee