四元素が織りなす新感覚キャンドルホルダー「Enlighten The Universe」

モジュール式デザインで空間と心に調和をもたらす革新

イラン・イスファハン発、ファルヌーシュ・モハジェラニによる「Enlighten The Universe」は、火・水・土・空気という四元素の調和を現代のライフスタイルに融合させたキャンドルホルダー。2025年A'デザインアワードでブロンズを受賞した本作は、機能美と感性を兼ね備えた新たなインテリアアイテムとして注目を集めている。

「Enlighten The Universe」は、キャンドルを灯すことで生まれる安らぎの理由を探求することから着想された。火の三角形、光を反射する水の面、空気の変化を表現する高さの違い、そして土のような安定感あるベース。これら四元素の象徴が、ひとつのプロダクトに美しく調和している。

最大の特徴は、モジュール式で拡張可能な構造にある。最低3つから無限に連結できるため、空間や用途に合わせて自由にアレンジが可能。マグネットで簡単に接続でき、ベースは頑丈かつコストパフォーマンスに優れる設計。キャンドルの交換も容易で、長期的に使い続けられる点が実用性を高めている。

デザインの柔軟性は、長さや幅を自由に調整できる点にも表れている。高さは20cmから7.63cmまで段階的に変化し、視覚的なリズムと機能性を両立。家庭や商業空間、さまざまなインテリアに自然に溶け込む設計思想が貫かれている。

ユーザーリサーチでは、従来のキャンドルホルダーで問題となる「ロウの垂れ」と「美観の損失」に着目。コーン型の形状がロウの垂れを防ぎ、清潔さと美しさを長く保つ。さらに、キャンドルの配置をカスタマイズできるため、雰囲気づくりやリラックス空間の演出にも最適だ。

制作過程では、安定性と拡張性の両立、そして誰もが簡単に使える操作性を追求。三つの基礎ユニットから始まり、ユーザーの創造力で無限に広がるデザインは、個々の空間やライフスタイルに寄り添う。感情的な温もりと実用性を兼ね備えた本作は、現代のインテリアに新たな価値をもたらしている。

「Enlighten The Universe」は、四元素の調和とモジュールデザインの革新性で、日常に静かな感動と個性をもたらす。空間を彩るだけでなく、使う人の感性や生活に寄り添うプロダクトとして、今後のインテリアシーンに新たな潮流を生み出すだろう。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: farnoush mohajerani
画像クレジット: farnoush mohajerani
プロジェクトチームのメンバー: farnoush mohajerani
プロジェクト名: Enlighten The Universe
プロジェクトのクライアント: Felicita Candle


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