光を「掴む」体験を実現する次世代スマートランプLuxblade

触れて持ち運べる革新的な照明デザインが暮らしを変える

Luxbladeは、光を物理的に「掴む」体験をコンセプトに、従来の照明の枠を超えたインタラクティブなスマートランプです。Menghai Xia、Siyu Zang、Qijun Nieらのデザインチームが手がけ、ユーザーが光を直接手に取り、持ち運ぶことを可能にしました。従来のねじ込み式機構を排除し、光との新しい関わり方を提案することで、照明の概念そのものを再定義しています。

Luxbladeの最大の特徴は、円筒形のメインライト「The Blade」が従来のねじ込み式ではなく、タッチパッドやマグネットドックを活用した先進的な構造にあります。内部にはコントロールチップやバッテリー、LEDパネルが組み込まれ、ユーザーは本体を手に取り、光を自在に持ち運ぶことができます。床置き型とデスクトップ型の両モデルには、メインライト、ファンデーションドーム、ライトリングの3種の光源が搭載され、空間に合わせた多彩な演出が可能です。

操作性にも革新が見られます。タッチパッドを使い、円を描くような動きで光の向きを調整し、縦方向のスワイプで明るさをコントロールできます。メインライトは取り外し可能で、持ち運びやすさとパーソナライズ性を両立。マグネットドックから外すとガイドライトが自動点灯し、ベースライトも同時に点灯するため、常にシームレスな照明体験が得られます。Apple HomeKitとの連携により、スマートホーム環境でも直感的な操作が可能です。

製造にはCADと3Dプリンティングを活用し、メインライトは耐久性に優れたホワイトアクリル、ベースやドーム部分はアルマイト加工のアルミニウムを採用。タッチセンサーには静電容量方式を用い、マグネット充電ベースも独自設計されています。これらの先端技術の融合により、実用性と美しさを兼ね備えたプロダクトが実現しました。

デザインの着想は、サイエンスフィクションに登場する「手で掴める光」への憧れから生まれました。ユーザーリサーチを重ね、単なる照明器具ではなく、感情的なつながりを生む「ロマンチックな体験」を追求。ユーザーからのフィードバックを反映し、見た目や使い勝手、感覚的なインタラクションを磨き上げています。A' Design Award 2025でIron賞を受賞したことからも、その実用性とイノベーションが高く評価されていることがうかがえます。

開発過程では、未来的なデザインと日常使いのバランス、タッチコントロールやバッテリー技術の小型化、スマートシステムとの連携、そして安全性の確保など、多くの課題がありました。しかし、継続的なプロトタイピングとテストを重ねることで、実用性と感情的価値を両立したプロダクトが完成しました。

Luxbladeは、光を「見る」から「触れる」へと進化させ、日常の照明体験を根本から変える存在です。インテリアとしての美しさと、スマートホーム時代にふさわしい機能性を兼ね備えたこのランプは、今後のライフスタイルに新たな価値をもたらすでしょう。光との新しい関係を体感できるLuxbladeは、次世代の照明デザインの象徴と言えるでしょう。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: MENGHAI XIA
画像クレジット: All pictures are works of the team.
プロジェクトチームのメンバー: Designer: Menghai Xia Designer: Siyu Zang Designer: Weijing Zhao Designer: Qijun Nie Designer: Yuqing Xiao
プロジェクト名: Luxblade
プロジェクトのクライアント: Functional Form Flock Allies


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