「Hand-Picked Series」は、茶葉の栽培から収穫、パッケージングまでの全工程に“善循環”を込めるというコンセプトが特徴です。手摘みの高山茶を無添加で仕上げ、自然本来のエネルギーと風味をそのまま届けることを目指しています。ギフトボックスは、贈る瞬間から癒しの時間が始まるというメッセージを体現しています。
デザイン面では、抽象的な筆致と色彩で山林の滋養を表現。ロゴやパッケージ全体に「一枚の葉から一杯のお茶へ」という自然とのつながりが込められています。箱の外観は軽やかで上品なビジュアルに仕上げられ、贈り物を受け取る前の期待感や癒しの雰囲気を演出しています。
ギフトボックスには20個のティーバッグが収められ、それぞれの種類が一目で分かる工夫が施されています。箱のアイコン部分は“ミシン目”仕様で、開封する際のインタラクティブな体験が楽しめます。印刷には環境配慮型の大豆インク、紙素材にはリサイクルペーパーを採用し、プラスチック包装の使用を最小限に抑えています。これはSDGs(持続可能な開発目標)にも合致した設計です。
このプロジェクトは2024年5月から10月にかけて台湾で開発され、2025年の発売を予定しています。デザイン開発時には、エコ志向の消費者15名を対象にしたインタビューやプロトタイプテストを実施。インタラクティブかつサステナブルなパッケージは高い満足度を得ており、ユーザー体験と環境配慮の両立が今後のデザイントレンドに影響を与えることが示唆されています。
最大の課題は、耐久性を損なわずに生分解性素材を調達することでしたが、Mua Yik TeaとMingislandの協力により、機能性と美しさを両立したパッケージが実現しました。A' Packaging Design Award 2025のIron賞を受賞したこのデザインは、実用性と革新性を兼ね備え、業界のベストプラクティスを体現しています。
「Hand-Picked Series」は、贈る人と受け取る人の心に癒しとサステナビリティの価値を届ける新時代のティーギフトです。自然との調和と洗練された体験を求める方に、ぜひ手に取ってほしい逸品です。
プロジェクトデザイナー: Mua Yik Tea
画像クレジット: Mua Yik Tea
プロジェクトチームのメンバー: Mua Yik Tea and Mingisland
プロジェクト名: Mua Yik Hand-Picked Series
プロジェクトのクライアント: Mua Yik Tea