不死鳥の神話を纏う「エターナルフレーム」ペンダントライト

伝説と現代技術が融合した唯一無二の照明デザイン

エターナルフレームは、イラン・テヘランで誕生したハスティ・ハジ・カーン・ミルザ・サラフによるペンダントライト。神話の不死鳥・フェニックスをモチーフに、再生と変容の象徴を現代の空間に宿す芸術的な照明作品として注目を集めている。

エターナルフレームは、古代から語り継がれるフェニックスの物語にインスパイアされている。フェニックスは炎と再生の象徴であり、その神秘的な存在感がこの照明デザインに深みと独自性をもたらしている。歴史や文化、そして象徴性が巧みに融合し、単なる照明器具を超えたアートピースとしての存在感を放つ。

このペンダントライトの最大の特徴は、精巧なガラス細工によって表現された羽根と、ブロンズ製の本体が織りなす造形美にある。内部にはLED照明が巧みに配置され、羽根の縁や首、目元を幻想的に照らし出す。光がガラスの羽根に屈折し、まるで炎が舞うような陰影と輝きを生み出す点が、他の照明とは一線を画している。

技術面では、ブロンズの本体とガラスの羽根が絶妙に組み合わされている。LEDのアップ&ダウンライトと、羽根の縁を彩るLEDストリップが、空間に温かみと奥行きを与える。光源は巧みに隠されており、眩しさを感じさせない設計が施されている。最大サイズは160cm×75cm×120cmと存在感も抜群だ。

このデザインは、見る者にフェニックスの持つ「再生」と「希望」のイメージを喚起させる。温かな色彩と柔らかな光が空間全体に広がり、安心感や癒しをもたらす。歴史的な象徴性と現代的な技術が調和し、日常にアートと物語性を添える照明となっている。

制作にあたっては、神話や歴史的資料、古代のイラストレーションなど多様なリサーチが重ねられた。フェニックスという架空の存在を、実際のプロダクトとして具現化する難しさや、大型照明ならではの技術的課題も乗り越えられている。2025年にはA'デザインアワードのアイアン賞を受賞し、実用性と革新性、そして芸術性が高く評価された。

エターナルフレームは、神話と現代デザインの架け橋となる唯一無二の照明。空間に新たな物語と温もりをもたらすこの作品は、アートとライフスタイルの融合を求める人々に新たなインスピレーションを提供している。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: HASTI HAJ KHAN MIRZA SARAF
画像クレジット: Visualization: Soroush Akbari
プロジェクトチームのメンバー: HASTI HAJ KHAN MIRZA SARAF
プロジェクト名: Eternal Flame
プロジェクトのクライアント: HASTI SARAF


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