マンナイとLuckinfoの革新的ブースが上海で注目集める

技術力と若々しさを融合した展示空間のデザイン戦略

マンナイとLuckinfoの両ブランドの個性を際立たせつつ、相互に補完し合う展示ブースが中国ビューティーエキスポ2020で話題となった。ODM(相手先ブランド製造)分野の専門性と、若々しく活気あるブランドイメージの共存が、来場者に新たな体験を提供している。

マンナイCBE 2020ブースは、デザイナーのWai Ho Cheung氏によって設計され、両ブランドの特性を最大限に引き出す空間構成が特徴です。マンナイのプロフェッショナルな技術力と、Luckinfoのカラフルで遊び心あるパッケージングが、6m×15m×4mの広々としたスペースに巧みに配置されています。中央のアイランド型ボックスが空間を左右に分け、左側にはマンナイの原材料や製造工程、右側にはLuckinfoの若々しい製品群が展示されています。

デザインの随所には、ネオンライトやライトボックス、ノート風のグリッドパターン、グリーンのキャニスター、コンベアベルトなど、ブランドの世界観を表現するディテールが散りばめられています。これらの要素は、照明効果や色彩計画と相まって、視覚的なインパクトと空間の透明感を高めています。展示エリアの流れも人間中心設計に基づき、レセプション、ディスプレイ、ディスカッションの各ゾーンがスムーズに連携。来場者は自然な動線でブランドの魅力を体感できます。

Luckinfoの展示エリアでは、巨大な製品モデルや男性モデルによるプロモーションが行われ、若年層の関心を引きつける工夫が施されています。一方、マンナイ側では自社開発の原材料やODMプロセスを強調し、業界関係者やビジネスパートナーに向けた専門性の高いプレゼンテーションが展開されました。両者の展示内容は一見対照的ですが、中央アイランドを介して調和的に融合しています。

このブースデザインは、複数回のリサーチと修正を経て完成されました。デザイナーは、色彩、照明、レイアウト、プロモーション戦略など多角的な視点から検討を重ね、ブランドの個性と来場者体験の両立を実現しています。特に、展示空間の透明感や視覚的な強調、そしてブランド間の「ウィンウィン」な関係性を意識した設計が高く評価されています。

マンナイCBE 2020ブースは、2025年のA'デザインアワード(トレードショー建築・インテリア・展示デザイン部門)でIron賞を受賞。業界のベストプラクティスと技術的な完成度を兼ね備えた実用的かつ革新的なデザインとして認められています。Simon Zhou氏によるビジュアルも、ブランドの世界観を鮮やかに伝えています。

マンナイとLuckinfoの展示ブースは、単なる製品紹介の場を超え、ブランドの哲学と未来志向のデザインが融合した新しいライフスタイル体験を提案しています。今後の展示会デザインにおいても、こうした多面的なアプローチが注目されることは間違いありません。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Wai Ho Cheung
画像クレジット: Simon Zhou
プロジェクトチームのメンバー: Wai Ho Cheung
プロジェクト名: Mannay CBE 2020
プロジェクトのクライアント: Shenzhen Mannay Cosmetic Co.


Mannay CBE 2020 IMG #2
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Mannay CBE 2020 IMG #5
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