シカゴ建築美学が息づく新時代アームチェア「Chicago Line」

構造美と快適性が融合したアレクサンドル・カスパーの傑作

アレクサンドル・カスパーによる「Chicago Line」アームチェアは、シカゴの近代建築から着想を得て、構造的な強さと洗練された美しさを兼ね備えた、現代的かつタイムレスな家具デザインとして誕生しました。

「Chicago Line」アームチェアは、アメリカ・シカゴの摩天楼や産業的な建築美にインスパイアされています。シカゴは革新の象徴であり、建築史においても重要な役割を果たしてきました。その都市のエッセンスを家具に昇華させることで、現代のインテリアに永続的な価値をもたらしています。

このアームチェアの最大の特徴は、5軸CNC加工によるソリッドウッドのフレームと、人体にフィットする二重曲線を持つシートです。高品質なウレタンフォームを採用することで、長時間の使用でも快適さが持続します。アーム部分もCNC旋盤で精密に削り出されており、構造的な一体感と美しいフォルムを実現しています。

製作過程では、エルゴノミクス(人間工学)と美観の両立を目指し、3Dモデリングやプロトタイプテスト、ユーザーからのフィードバックが重ねられました。特に座面の曲率やアームレストの角度調整が、快適性向上の鍵となりました。最終的に、耐久性と洗練されたデザイン、そして実用性を兼ね備えたプロダクトとして完成しています。

「Chicago Line」には、アームチェア本体(770mm x 750mm x 840mm)に加え、快適性をさらに高めるオットマン(640mm x 550mm x 440mm)が付属。ミニマルでありながら存在感のあるデザインは、ブラジリアンジョイナリーの技術と現代的な素材選定によって支えられています。*エルゴノミクスと美しさの両立は、国際的な家具デザイン賞であるA' Design Award(ゴールド)受賞という形で高く評価されました。

開発過程では、素材調達やCNC加工の技術的課題、国際基準への適合など多くのチャレンジがありましたが、デザイナー、エンジニア、職人の協働による反復的なプロトタイピングが、理想的な座り心地と生産効率の両立を可能にしました。2021年から始まったプロジェクトは2024年に完成し、2025年の正式発表が予定されています。

「Chicago Line」アームチェアは、現代のライフスタイルに調和する機能美と快適性を追求した逸品です。シカゴ建築の精神を日常空間に取り入れたい方にとって、時代を超えて愛される新しい定番となるでしょう。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Alexandre Kasper
画像クレジット: Alexandre Kasper
プロジェクトチームのメンバー: Alexandre Kasper
プロジェクト名: Chicago Line
プロジェクトのクライアント: CGS Móveis


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