カカオAIキャンパスのデザインは、50以上のアイコン資産と、モーフィングモーションを取り入れたグラフィックによって構成されています。これらは従来のコーポレートデザインから脱却し、若い世代の感性やライフスタイルに寄り添う形で設計されました。伝統的なユニバーサルデザインのアイコンをキービジュアルに統合し、視覚的な「エクスフォメーション」デザイン手法を採用することで、誰もが直感的に理解できる表現を実現しています。
このキャンパスはカカオ社の社員だけでなく、地域住民や市民団体、デジタル弱者にも開放されており、AI人材の育成とESG(環境・社会・ガバナンス)原則の実践を両立するコミュニティの新たな拠点となっています。LMNT Companyは、運営原則や実践的な体験プログラムを含む包括的なブランド体験(BX)デザインを開発し、カカオの既存イメージから一新されたビジュアルが社内外に新たなインスピレーションをもたらしました。
技術面では、Adobe Illustrator、After Effects、Photoshopを駆使し、変化し続けるモーションデザインや洗練されたグラフィックを実現。従来のカカオブランドカラーから脱却した独自のカラースキームが、視覚的なインパクトを最大化しています。また、ユーザーのカスタマージャーニー分析から得たインサイトを反映し、個人のアイデンティティを象徴するデザイン要素が随所に取り入れられています。
「デザイン・フォー・オール(DFA)」の思想に基づき、年齢や性別、能力を問わず誰もが使いやすい空間設計とサインシステムを導入。デザインをメディアとして活用することで、利用者が組織の新たな側面を発見できる仕組みが構築されています。これにより、ブランドのアクセシビリティが大幅に向上し、地域社会との共創や相互成長の可能性が広がっています。
カカオAIキャンパスは、従来の一方通行型の企業研修施設とは異なり、インタラクティブな自己成長を促進する新しい企業キャンパスのパラダイムを提示しています。オープンイマジネーションを体現した体験設計は、今後の業界標準となることが期待されており、2025年にはA'デザインアワードのゴールド賞を受賞するなど、その先進性と社会的インパクトが高く評価されています。
カカオAIキャンパスの革新的なブランドデザインは、企業と地域社会の架け橋となり、未来のAI人材育成と持続可能な社会づくりに貢献しています。今後もこのようなデザイン主導の取り組みが、より多様で包摂的な社会の実現に向けて新たな可能性を切り拓くことが期待されます。
プロジェクトデザイナー: Jangsoon Choe
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プロジェクトチームのメンバー: Creative Director: Choe Jangsoon
BX Director: Noh Jihoon
BX Director: Han Hyungmin
BX Designer / BX Strategy & BX Design: Hwang Euiseong
BX Designer / BX Strategy & BX Design: Na Hyunjoo
BX Strategist / Verbal Design: Kim Joeun
BX Strategist / Verbal Design: Ghimb Yerim
BX Designer / BX Design: Choi Sangcheol
BX Designer / BX Design: Kim Sehyeon
BX Designer / BX Design: Hong Sungmin
プロジェクト名: Kakao AI Campus
プロジェクトのクライアント: LMNT Company