白と黒が織りなす現代ロビー、光とアートの共演

ガラスと曲線が生み出す贅沢な空間体験、ムンバイ・ジュフで誕生

ムンバイ・ジュフに新たに誕生したロビー「4.56」は、白と黒の時代を彷彿とさせる大胆な美学と最先端テクノロジーを融合し、贅沢なライフスタイルを体現する空間として注目を集めています。受賞歴を持つデザイナー、Prashant Chauhanによるこのプロジェクトは、アートと建築、そしてイノベーションの粋を集めた空間デザインの新たな指標となっています。

「4.56」のロビーは、白を基調とした壁とグレーの床、そして最大限に取り入れられたガラスによる自然光の演出が特徴です。空間全体が明るく、視覚的にも軽やかな印象を与え、訪れる人々に開放感と静謐さをもたらします。黒はアートのアクセントとして巧みに配置され、各所に展示された多様なアーティストの作品が、空間に豊かな表情を加えています。

このロビーの最大の特徴は、非矩形の設計とパラメトリックな曲線美です。CAD-CAM技術を駆使して生み出された波状の壁面や、ロボティックアームによる流線型ベンチは、ジュフビーチの海の波を想起させるダイナミックな造形美を実現。全長8.5メートル、幅7.3メートル、高さ3メートルの空間は、機能性と芸術性を兼ね備えています。

プライベートリフトが直接アパートメントへと導く動線設計も、ラグジュアリーな居住体験を支える重要な要素です。白い壁面とグレーの床に、厳選されたアートワークが調和し、ロビー全体がギャラリーのような趣を持ちます。特に受付カウンター背後の大規模アートワークは、ジュフの海岸線を抽象的に表現し、訪れる人々に印象的なビジュアル体験を提供します。

このプロジェクトの実現には、アートと抽象絵画のリサーチが徹底的に行われ、空間に最適な作品がキュレーションされました。全体を白で統一しながらも、素材や光の使い方で単調さを排除し、明るく洗練された雰囲気を創出しています。設計段階では、白い壁面のメンテナンス性や光の反射率など、細部にわたる技術的な課題もクリアされました。

「4.56」は、2025年にA' Interior Space, Retail and Exhibition Design Awardのブロンズ賞を受賞。アート、サイエンス、デザイン、テクノロジーのベストプラクティスを融合したこの空間は、都市型ラグジュアリーライフの新たな象徴として高く評価されています。

白と黒の美学、最先端技術、そしてアートの融合が生み出す「4.56」。このロビーは、日常に上質な体験とインスピレーションをもたらす、現代都市における新しい空間価値を提案しています。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Prashant Chauhan
画像クレジット: Image #1: Photographer Umang Shah, Lobby Interiors for ZERO9, 2025 Image #2: Photographer Umang Shah, Lobby Interiors for ZERO9, 2025 Image #3: Photographer Umang Shah, Lobby Interiors for ZERO9, 2025 Image #4: Photographer Umang Shah, Lobby Interiors for ZERO9, 2025 Image #5: Photographer Umang Shah, Lobby Interiors for ZERO9, 2025
プロジェクトチームのメンバー: Prashant Chauhan
プロジェクト名: 4.56
プロジェクトのクライアント: ZERO9


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