MINISO LANDは、3階建ての広大なスペースに6つの主要エリアと、70種類以上のコラボレーション商品を展開しています。各エリアは、異なるテーマや感覚体験を提供し、従来の単調なショッピング体験から脱却。たとえば、ピンクの泡に包まれたようなブラインドボックスエリアや、モンタージュの視覚効果が印象的な総合エリア、自然の感覚を取り入れたペットエリアやフレグランスエリア、そしておとぎ話の世界に迷い込んだかのようなぬいぐるみエリアなど、来場者はまるでテーマパークを巡るような感覚を味わえます。
この空間設計の最大の特徴は、組み立て式おもちゃの論理を応用したシーンデザインにあります。Xiang Liは、従来の棚のイメージを打ち破り、アミューズメント施設を模した什器を導入。フレグランスエリアでは棚がツタのように、ペットエリアではサボテンのようにデザインされ、商品そのものの価値認識を新たに構築しています。これにより、機能性と遊び心が共存する空間が実現されました。
多様なIPとのコラボレーション商品が並ぶことで、ブランドの世界観を体感できるだけでなく、訪れるたびに新しい発見がある点もMINISO LANDの魅力です。各エリアが独自のストーリーを持ち、感覚や感情を刺激することで、消費者の購買体験がより豊かで記憶に残るものとなっています。
このプロジェクトは、2025年のA'インテリアスペース・リテール&エキシビションデザイン部門でゴールデン賞を受賞。審査員からは「芸術性、科学性、デザイン性、テクノロジーの融合による卓越したクリエイション」と高く評価されました。MINISO LANDは、リテール空間の未来を示唆する先駆的な事例として、今後の業界にも大きな影響を与えることが期待されています。
MINISO LANDのように、感情や体験を重視した空間デザインは、今後のリテール業界の新たなスタンダードとなる可能性を秘めています。日常の買い物が特別な体験へと変わる場を、ぜひ体感してみてはいかがでしょうか。
プロジェクトデザイナー: Li Xiang
画像クレジット: Photograph丨SFAP
プロジェクトチームのメンバー: Li Xiang
プロジェクト名: Miniso Land
プロジェクトのクライアント: Li Xiang