カリ:現代性と詩情を纏うスタッカブルグラスの革新

オフィチーナ・エンドルフィーノの個性と機能美を体現

2025年プラチナA'デザイン賞を受賞した「カリ」は、フロリアン・ザイドルによる新しいタンブラーコレクションです。イタリアの夏に誕生したこのグラスは、伝統的な飲料用グラスの概念を再定義し、現代のライフスタイルに洗練された美しさと機能性をもたらします。

「カリ」は、オフィチーナ・エンドルフィーノのブランドアイデンティティを体現しつつ、独自の個性を放つスタッカブルデザインが特徴です。シリーズは167ml、333ml、500mlの3サイズ展開で、いずれも直径74mmの統一感あるフォルムが印象的です。そのシルエットは、繊細で安定感のあるベースの上に夢のように浮かぶ本体が、エレガントなゴブレットの余韻を感じさせます。

素材には耐久性と耐熱性に優れたホウケイ酸ガラスを採用。透明感と軽やかさを活かし、色彩の組み合わせや光の反射による視覚的な遊び心を実現しています。飲み物そのものが主役となるよう設計されており、日常のテーブルウェアに新たな表情をもたらします。

このグラスの最大の特徴は、モジュール性と積み重ね可能な構造にあります。収納性が高く、複数のサイズを組み合わせて使うことで、シーンや用途に応じた柔軟な演出が可能です。デザインプロセスでは、素材の特性を最大限に引き出すためのスケッチや3Dモデリングを重ね、形状と機能の両立を追求しました。

環境への配慮も徹底されており、ホウケイ酸ガラスは無限にリサイクル可能。パッケージにはリサイクル段ボールを使用し、持続可能なものづくりを実践しています。これにより、デザイン性だけでなく社会的責任も兼ね備えたプロダクトとなっています。

「カリ」は、2025年のプラチナA'デザイン賞を受賞し、時代を象徴する美意識と革新性が世界的に評価されました。日常の一杯が、アートとテクノロジーの融合によって特別な体験へと昇華される――そんな新しいライフスタイルの在り方を提案しています。

「カリ」がもたらす洗練されたテーブルシーンは、機能美と詩的なデザインの調和を求める現代人に最適です。次なる食卓の主役として、その存在感をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Florian Seidl
画像クレジット: Florian Seidl
プロジェクトチームのメンバー: Florian Seidl
プロジェクト名: Cali
プロジェクトのクライアント: Officina Endorfino


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