天使の翼が舞う、ゴシックとアールデコ融合のサイドボード

神秘性と機能美が共鳴する「Wings」の革新的デザイン

「Wings」は、ゴシックとアールデコの美学を融合し、天使の翼から着想を得たサイドボードです。芸術性と機能性を兼ね備えたこの作品は、現代のラグジュアリーインテリアに新たな価値をもたらしています。

「Wings」は、デザイナーのYilmaz Doganによる独創的なサイドボードで、ゴシック建築とアールデコ様式が持つ象徴性を巧みに取り入れています。ゴシックの翼は天使を想起させ、空間に精神的な雰囲気をもたらします。一方、アールデコの翼はスピードや進歩を象徴し、人類の自由や向上心への憧れを表現。美的にも象徴的にも、昇華や浄化といった高次の価値観を伝えています。

このサイドボードの最大の特徴は、銅でコーティングされた手彫りの翼モチーフが木製キャビネットの表面に精巧に施されている点です。深みのあるダークトーンの木材と、先細りの金属脚が組み合わさることで、まるで浮遊しているかのような軽やかさとラグジュアリー感を演出。細部までこだわり抜かれたクラフトマンシップが、唯一無二の存在感を放っています。

製作には高精度のCNCカッティングと伝統的な手作業を融合。翼のディテールは銅メッキを施し、熟練の職人が一つひとつ手彫りで仕上げています。表面はマットラッカーで仕上げられ、光の反射を抑えつつ、内部にはベルベット調の素材を採用。オーガニックな形状の手作り銅脚が、ダイナミックな存在感をさらに強調します。

機能面でも革新性が光ります。特別設計のドアメカニズムにより、軽いタッチで扉が開き、隠しヒンジシステムによって外観の一体感が保たれています。内部のコンパートメントは高級ファブリックで覆われ、貴重品の収納にも最適。幅201cm、高さ62cm、奥行50cmというサイズ感も、現代のラグジュアリー空間にフィットします。

「Wings」は、ゴシックとアールデコ建築における翼の美学と象徴性を徹底的にリサーチし、曲線美と動きのある表現を追求。素材選定や光と影のバランスにもこだわり、強いデザインアイデンティティを確立しています。特に三次元的な翼の造形や、見えないヒンジ機構の開発など、技術的な課題もクリア。2024年にトルコ・アンカラで完成し、2025年にはA'デザインアワードのIron賞を受賞しています。

「Wings」は、芸術性と機能性、伝統と革新が調和したサイドボードとして、現代のインテリアに新たな物語をもたらします。空間に神秘的な美しさと心地よい高揚感を与えるこの作品は、ラグジュアリーなライフスタイルを志向する人々にとって、まさに理想的な選択肢となるでしょう。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Yilmaz Dogan
画像クレジット: A. Murat ARIK Erinç ULUSOY Giray AYDOS
プロジェクトチームのメンバー: Yilmaz Dogan
プロジェクト名: Wings
プロジェクトのクライアント: QZENS Furniture


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