空の色彩で習慣をデザインするGoodness Co.パッケージ

1日のリズムを彩る革新的な機能性スナックの美学

Goodness Co.による「Goodness Bars」は、身体のサーカディアンリズムに寄り添い、健康的な習慣を楽しく続けられるよう設計された機能性スナックです。空の色彩変化から着想を得たミニマルなパッケージは、朝から夜までの時間帯ごとに異なる栄養機能と美しいグラデーションを表現し、日々のウェルネス体験をアップデートします。

Goodness Barsは、1日の時間帯ごとに必要な栄養素やスーパーフードをバランスよく配合し、3〜4時間ごとのリズムで楽しむことを提案しています。朝は淡いブルーとイエロー、昼は鮮やかな色合い、夜は深いパープルと、空の移ろいをパッケージのカラーパレットで再現。7本のバーを並べると、まるで1日の空のグラデーションが現れるような一体感が生まれます。タイポグラフィには遊び心を加え、消費者との感情的なつながりを深めています。

このデザインの独自性は、単なる機能性スナックを超え、日常に「グッドネス(善きこと)」を取り入れるライフスタイルを提案する点にあります。各バーはエネルギー補給や集中力向上、リカバリーなど、身体のリズムに合わせた役割を持ち、パッケージの色彩とネーミングで時間帯や気分を直感的に伝えます。円筒型のボックスには7本のバーが収まり、天面にはゴールドの時計グラフィックと「Feel Good Nutrition」の言葉が、毎日のリチュアルを促します。

制作工程では、各バーごとに2色を選定し、隣り合うバー同士が調和するよう綿密にデザイン。ゴールド箔のアクセントが時計グラフィックを引き立て、摂取タイミングを視覚的に示します。パッケージはデモテストを重ね、バーが順番通りに並ぶ仕組みや持ち運びやすさ、視覚的な一体感を追求。全体のサイズはコンパクトで、日々の携帯にも適しています。

デザイン開発では、健康志向のスナックに対する消費者の懐疑心を払拭するため、色彩心理やタイムガイド構造、明快なタイポグラフィを重視。消費者調査からは、時間帯ごとのネーミングや色彩が、日々の栄養習慣を楽しく持続させる効果があることが明らかになりました。例えば「Good Morning Darling」や「Time to Focus」など、1日の流れに寄り添う名称が、ウェルネスを意識するきっかけとなっています。

最大の課題は、「健康=地味・味気ない」という先入観を打ち破ることでした。スーパーフードや機能性成分を、信頼感と親しみやすさを両立したデザインで包み込み、科学的な信頼性と感情的な魅力を融合。日々のルーティンに自然に溶け込むことで、健康的な習慣を新たな体験へと昇華させています。

Goodness Barsは、2025年にA' Packaging Design Awardブロンズ賞を受賞。アート、サイエンス、テクノロジーのベストプラクティスを体現し、日常の質を高めるデザインとして国際的にも高く評価されています。

健康的な習慣を美しく、楽しく。Goodness Co.のパッケージデザインは、機能性スナックの新たな可能性を切り拓き、ライフスタイルに彩りと善き習慣をもたらします。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Ebru Sile Goksel
画像クレジット: Photos: Studio Born & FoieGras New Media
プロジェクトチームのメンバー: Creative Directors & Designers: Ebru Sile Goksel, Ipek Eris Ugurlu Graphic Designer: Alara Murkozoglu Brand Naming: Studio Born Copywriting: Ipek Senol
プロジェクト名: The Goodness Co.
プロジェクトのクライアント: Studio Born


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