Dotlineのウェブサイトは、三つの主要セクションに分かれた構成と、コーポレートフォントに加えたカスタムセカンダリーフォント、さらに独自のイラストレーションを用いることで、ブランドの多面性と柔軟性を視覚的に強調しています。この設計思想は、医療・教育・会計など多様な分野で事業を展開するDotlineのダイナミックな成長を象徴しています。
「Social Heroes」という新ブランドアイデンティティのもと、Dotlineは地域社会への貢献と多角的な事業展開を明確に発信。企業理念や事業インサイト、従業員の物語を統一感のある美しいデザインでまとめることで、福祉業界におけるリーダーシップを強調しています。ブランド一貫性と多様性を両立させるため、柔軟かつ統合的なデザインシステムが開発されました。
技術面では、スマートフォンファーストのアプローチを採用し、Apple iPhone 11やGoogle Pixel 7以上のデバイスで最適化されたレスポンシブデザインを実現。直感的なユーザー体験と流れるような操作性を両立し、モーションアニメーションやカスタムタイポグラフィがブランドストーリーテリングを一層引き立てています。
このプロジェクトは、日本の医療・福祉業界における採用難やブランド認知の課題を、定性的なリサーチに基づいて解決。従業員や求職者へのインタビュー、ウェブ解析、デジタル広告の効果測定を通じて、ブランド戦略の有効性を検証しました。その結果、新たなビジュアルアイデンティティとデジタルプラットフォーム、広告戦略の導入により、中途採用が160%、新卒採用が340%増加するという顕著な成果を達成しています。
21事業を横断するブランド一貫性と多様性のバランス、そして「Social Heroes」コンセプトによる従業員の団結と求職者への訴求が、Dotlineのデジタルプラットフォームの最大の強みです。モジュール式の設計は将来的な拡張性も考慮されており、業界の新たなベンチマークとして高く評価されています。
Dotlineのコーポレートサイトは、2025年にA' Design Awardのゴールドを受賞。デザインがビジネスと社会に与えるインパクトを体現し、今後の福祉業界におけるブランド構築の指標となる存在です。ブランド価値の最大化と社会的貢献を目指す企業にとって、革新的なデジタルデザインの好例といえるでしょう。
プロジェクトデザイナー: Tomohiro Kaji
画像クレジット: Tomohiro Kaji
プロジェクトチームのメンバー: Tomohiro Kaji
プロジェクト名: Dotline Branding
プロジェクトのクライアント: Dotline Co., Ltd.