ミニマリズムと輝きが融合する「Brilliant Milky Way」

洗練された収納美と光の演出が生む新しい住空間

YS. Interior Studioが手がけた「Brilliant Milky Way」は、黒・白・グレーを基調としたミニマルな美学に、温かみのある照明や多様な素材感を巧みに組み合わせ、まるで銀河のような奥行きと輝きを持つ住まいを実現しています。

「Brilliant Milky Way」は、台中市西屯区に位置し、総面積59.5平方メートルの空間に3つの寝室、リビング、ダイニングエリアを備えています。YS. Interior Studioは、住まい手の好みに合わせて黒・白・グレーのニュートラルな色調を採用し、ミニマルでありながら奥深いエレガンスを追求。冷たい印象になりがちな配色に対し、間接照明や異素材の組み合わせで温かみと柔らかさを加え、居心地の良い雰囲気を演出しています。

リビングのテレビウォールは、この住まいの象徴的な存在です。星空を思わせる大理石の大判パネルに、黒いミラーや金属トリムパネルを組み合わせることで、視覚的な奥行きときらめきを生み出しています。さらに、木製パネルを覆う曲線的な金属フィルムが直線の硬さを和らげ、空間全体に流れるような美しさと柔らかさをもたらしています。

機能性も徹底的に追求されており、キッチンアイランドは家電収納とベビーカーや買い物袋のためのリセススペースを両立。玄関ホールには間接照明を仕込んだ壁一面の収納が設けられ、すっきりとした印象と実用性を両立しています。収納計画の工夫により、以前は雑然と積まれていた物が美しく隠され、住まい全体に秩序と心地よさがもたらされています。

素材選びにも独自のこだわりが光ります。明るい色調の面材に、ダークトーンのシステムパネルや天然大理石、金属フィルム装飾パネル、黒ミラーを組み合わせることで、光と影の多層的な表現を実現。扉には特殊な焼付塗装が施され、マットな金属質感と繊細な光の反射が上質な空間を演出しています。

設計プロセスでは、他社からの引き継ぎによる配管や配線の調整、天井高の最大化、テレビウォールの素材厚みの精密な調整など、数々の技術的課題をクリア。これにより、シームレスで一体感のある美しい仕上がりが実現しました。

「Brilliant Milky Way」は、2025年A' Design Awardのブロンズ賞を受賞。アート、サイエンス、デザイン、テクノロジーのベストプラクティスを融合し、住まいの質を高める革新的な空間として高く評価されています。ミニマリズムと機能美、そして光の魔法が織りなすこの住まいは、現代のライフスタイルに新たなインスピレーションをもたらします。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: YS. Interior Studio
画像クレジット: Henk
プロジェクトチームのメンバー: Chih-Hao Chuang, Ting-Yi Wu, Ying-Tsen Yeh
プロジェクト名: Brilliant Milky Way
プロジェクトのクライアント: YS. Interior Studio


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