都市の物語を紡ぐ革新的展示スタンド「Skyline Stories」

マンハッタンのスカイラインが導く新時代の展示空間体験

Smart Design Expo Marzena Michalskaによる「Skyline Stories」は、マンハッタンの象徴的な建築と現代都市のダイナミズムを融合し、展示会の常識を覆す空間を創出しました。都市の垂直性と自然の調和を体現したこのスタンドは、アートとテクノロジーが共鳴する新たなライフスタイルを提案しています。

「Skyline Stories」は、マンハッタンの歴史的建築やフラットアイアン・ビルの改修プロジェクトから着想を得て、都市のスカイラインを模したLEDタワーと多層構造を特徴としています。都市の垂直性を再解釈し、6.5メートルのマルチメディアタワーや空中庭園を組み合わせることで、現代都市におけるテクノロジーと自然の共存を表現しています。

この展示スタンドの最大の特徴は、従来の展示空間を超えるダブルハイト構造とオープンアーキテクチャです。4.2メートルの高床と6.5メートルのLEDタワーが都市のスカイラインを再現し、製品を実寸大で体感できる空間を実現。2.5メートル×5メートルのカンチレバー式バルコニーには空中庭園が設けられ、来場者の頭上に自然を取り込む独創的な体験を提供します。

構造面では、特注のスチールコラムと10.5メートルの梁によるオープンスパン設計、床下に隠された安定基礎など、先進的なエンジニアリングが駆使されています。素材には石や黒染め木目のラミネートパネル、ゴールドやカッパーのディテールが用いられ、洗練された都市的な美しさを演出。展示される製品もゴールドカッパー仕上げで統一され、空間全体の一体感を高めています。

来場者の動線は、地上階で実寸大の製品を体感し、マルチメディアタワーで動的なコンテンツを鑑賞、さらに空中回廊やバルコニーから新たな視点で展示物を眺めるという、多層的な体験を可能にしています。都市の物語を歩くような感覚で、各所で新たな発見が得られる設計です。

このプロジェクトは、都市建築の物語性と展示空間の融合を目指し、マンハッタンのスカイラインや来場者の流れ、マルチメディアの統合に関するリサーチを重ねて実現されました。限られたスペースで最大限の開放感と安全性を両立するため、非標準の床高や大規模カンチレバー構造など、数々の技術的課題をクリアしています。

「Skyline Stories」は、2025年のBAUミュンヘンで発表され、A' Design Awardのゴールド賞を受賞。都市建築、デザイン、テクノロジーの最先端を体現し、展示会の未来を切り拓く存在として高く評価されています。都市の物語を体感できるこの空間は、これからのライフスタイルと展示体験に新たなインスピレーションをもたらします。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Smart Design Expo - Marzena Michalska
画像クレジット: Image #1: (Photographer) Patryk Lewinski, 2025 Optional Image #1: (Photographer) Patryk Lewinski, 2025 Optional Image #2: (Photographer) Patryk Lewinski, 2025 Optional Image #3: (Photographer) Patryk Lewinski, 2025 Optional Image: #4: (Photographer) Patryk Lewinski, 2025
プロジェクトチームのメンバー: Designer: Marzena Michalska Project Manager: Agnieszka Skora
プロジェクト名: Skyline Stories
プロジェクトのクライアント: Smart Design Expo


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