Grovehood Collectiveのブランドアイデンティティは、オリーブの収穫を中心に営まれる生活からインスピレーションを得ています。ブランドシンボルには、オリーブを囲む軌道が描かれ、家族の営みがこの果実を中心に回っていることを象徴しています。ヴィンテージの趣と現代的ミニマリズムを融合させたデザインは、製品の希少性と高級感を際立たせています。
このブランドは、オランダ初の透明性を持つエクストラバージンオリーブオイルとして、家族経営の環境に配慮した農園から厳選したオリーブを調達しています。ヴィンテージ調のラベルには洗練されたタイポグラフィとカスタムカットのデザインが施され、クラフトマンシップと本物志向を強調しています。自然から着想を得たアースカラーと鮮やかな色使いが、各バリエーションの個性を際立たせています。
デザインの実現には、ダイバージ&コンバージというデザイン思考法が用いられました。すべてのデザイン資産はAdobe Creative Suiteでデジタル制作され、ラベルは4色印刷技術で仕上げられています。500mlボトルには、前面2枚(63×74mm)と背面1枚(69×75mm)のラベルが採用され、細部までこだわりが感じられます。
市場調査の結果、Grovehood Collectiveのオリーブオイルは既存製品と比較して品質が際立っていることが判明しました。そのため、パッケージデザインにも特別な工夫が凝らされています。ワインボトルを思わせる特別な形状のボトルとカスタムカットラベルが、唯一無二の存在感とプレミアム感を演出しています。
ラベル面積の制約や素材ごとの色合わせなど、デザインには多くの課題がありましたが、これらをクリエイティブに乗り越えたことで、ブランドの個性と品質がより一層際立つ結果となりました。Grovehood Collectiveは、伝統と現代性、そして透明性を兼ね備えた新しいオリーブオイルブランドとして、ヨーロッパのグルメ層に新たな体験を提供しています。
2025年、Grovehood CollectiveはA' Graphics, Illustration and Visual Communication Design Awardでシルバー賞を受賞。優れた技術力と芸術性が高く評価され、革新性と感動をもたらすデザインとして国際的な注目を集めています。今後も、伝統を大切にしながら新しい価値を提案するブランドの動向に期待が高まります。
プロジェクトデザイナー: Cansu Dagbagli Ferreira
画像クレジット: Cansu Dagbagli Ferreira
プロジェクトチームのメンバー: Cansu Dagbagli Ferreira
プロジェクト名: Grovehood Collective
プロジェクトのクライアント: Cansu Dagbagli Ferreira