パブロ・プラダ・グラナダによるCypのコーポレートアイデンティティは、企業の主要サービスと製品を視覚的に表現しながら、「安心感」と「信頼性」を伝えることを意図して設計された。ブランド名は、建設(Construcciones)と舗装(Pavimentos)という二つの事業領域の両立を示し、それぞれがバランスを取りながら相互に補完し合う構造を反映している。
このデザインの特徴は、パースペクティブとシンメトリーの巧みな活用にある。中央を走る破線は、変革と二元性を象徴し、イソメトリックな建築スタイルが建設業の要素を示している。シェブロン模様は立体的な構造物や舗装パターンを想起させ、企業活動の幅広さを表現している。
制作にはAdobe IllustratorやAdobe Fresco、iPad Pro、Apple MacBook Proが使用され、ベクター形式のデザインデータにより、どのようなサイズでも品質を損なうことなく展開が可能となっている。この柔軟性は、ブランドの多様な用途やメディア展開に対応するための重要な要素となっている。
デザインプロセスでは、クライアントへのディスカバリーブリーフの実施を通じて企業の価値観や伝えたいメッセージを深く理解し、複数のデザイン案を提案。最終的には、現代的でクリーン、かつ煩雑さを排除したバランスの取れたロゴが完成した。陰陽の原理に着想を得たこのデザインは、対立する力の共存と変化、相互依存性を巧みに表現している。
Cypの新しいビジュアルアイデンティティは、ブランドの刷新と個性の強化を目指す企業の姿勢を体現している。業界のベストプラクティスと技術的な優位性を融合させたこのデザインは、見る者にポジティブな印象を与え、より良い社会への貢献を目指す企業の姿勢を明確に伝えている。
バランス、変革、補完性をキーワードに、Cypのブランドデザインは今後も多様なメディアでその存在感を発揮し続けるだろう。
プロジェクトデザイナー: Pablo Prada Granada
画像クレジット: Pablo Prada Granada
プロジェクトチームのメンバー: Pablo Prada Granada
プロジェクト名: CyP
プロジェクトのクライアント: Construcciónes y Pavimentos