Dolomiteアームチェアのデザインは、ブラジル・セラパラナエンセの穏やかな山並みからインスピレーションを得ている。流れるような曲線が特徴で、視覚的な美しさと快適な座り心地を両立。自然との調和を意識し、現代人のウェルビーイングを追求した設計思想が随所に表れている。
このアームチェアは、認証取得済みのタウアリ材を使用したフレームと、ブークレやキャンバスといったニュートラルなファブリックの張地が調和。エルゴノミクス(人間工学)に基づく設計と、洗練されたプロポーションが、住宅からオフィスまで幅広い空間にフィットする。持続可能性への配慮と地元職人による手仕事が、環境への責任感と上質な仕上がりを実現している。
製作過程では、伝統的な木工技術と現代的なデザインが融合。地元の職人が一つひとつ丁寧に仕上げることで、耐久性と美しさを兼ね備えたプロダクトとなっている。張地には環境に配慮した企業から調達した素材を採用し、サステナブルなものづくりを徹底している点も特筆に値する。
Dolomiteアームチェアは、シームレスな背もたれからアームレストへのつながりが身体をやさしく包み込み、直感的で快適な使用感を提供。コンパクトながら抜群の座り心地を実現し、読書やリラックス、社交の場など多様なシーンに溶け込む。触感にもこだわり、温もりのある素材が心地よい時間を演出する。
このプロジェクトは、エルゴノミクスやサステナブル素材、職人技術のリサーチを重ねて生まれた。流れるような美しさと機能性を両立させるため、プロトタイピングや素材選定に細心の注意が払われた。デザインの課題を乗り越え、環境負荷を抑えつつ高い快適性と耐久性を実現した点が高く評価され、2025年のA'デザインアワード・ブロンズ賞を受賞している。
Dolomiteアームチェアは、自然の造形美と現代的な快適性、そしてサステナビリティを見事に融合させた逸品である。空間に新たな寛ぎと洗練をもたらすこのデザインは、今後のライフスタイルにおける「心地よさ」と「責任ある選択」の新たな基準となるだろう。
プロジェクトデザイナー: Gabriela Casagrande
画像クレジット: Image #1: Photographer Adalberto Rodrigues, Dolomite Armchair, 2024.
Image #2: Photographer Adalberto Rodrigues, Dolomite Armchair, 2024.
Image #3: Photographer Adalberto Rodrigues, Dolomite Armchair, 2024.
Image #4: Photographer Adalberto Rodrigues, Dolomite Armchair, 2024.
Image #5: Photographer Adalberto Rodrigues, Dolomite Armchair, 2024.
プロジェクトチームのメンバー: Gabriela Casagrande
プロジェクト名: Dolomite
プロジェクトのクライアント: Gabriela Casagrande Arquitetura