Nooshのデザインは、オマル・ハイヤームやハーフェズ、『千夜一夜物語』といったペルシャ詩や物語からインスピレーションを得ています。飲むことを人生の祝祭と捉えるペルシャ文化の精神を、華やかな集いの情景として表現。ペルシャ書道や東洋建築のアーチやドームのモチーフを取り入れ、幻想的な宮殿のような空間をボトルラベルに描き出しています。各フレーバーごとに異なる物語が紡がれ、一口ごとに豊かな文化体験が広がります。
このクラフトジンは、イランの伝統と現代的なクラフトマンシップを橋渡しする存在です。ペルシャの植物遺産に着想を得て、何世紀にもわたる蒸留技術と文化的なストーリーテリングを体現。創業者であるイラン出身の女性の想いが込められ、サフランやペルシャローズといった本格的なペルシャのフレーバーが洗練された形で表現されています。Nooshは単なるスピリッツではなく、文化的なアーティファクトとして、イランの伝統を世界に伝える象徴となっています。
ラベルデザインには、ペルシャ建築に着想を得た緻密なイラストレーションとアイソメトリックな視点が採用されています。206mm×140mmのメタリックプリントラベルは、幾何学的な精密さと伝統的なモチーフを現代的に昇華。メタリック仕上げが奥行きと高級感を演出し、視覚と触覚の両面で印象的な体験を提供します。各ボトルとフレーバーごとに異なるストーリーが展開され、唯一無二の存在感を放っています。
カナダ市場においてサフランジンを紹介する際、消費者の認知や味覚の壁が課題となりました。ジン市場ではジュニパーやシトラスなどが主流ですが、サフランは高級でありながらも一般的ではありません。Nooshは、ペルシャ詩や物語のストーリーテリングを活用し、東西の文化をつなぐ体験型のデザインで差別化を図っています。これにより、単なる高級スピリッツではなく、ペルシャ文化と植物の歴史を体感できる芸術的なプロダクトとして市場に新風を吹き込んでいます。
Nooshクラフトジンは、イランの伝統と現代デザインの融合を体現し、サフランやペルシャローズなどの本格的なフレーバーを通じて、飲む人に深い文化的体験を提供します。2025年A'デザイン賞シルバー受賞という快挙が、その卓越したデザイン性と革新性を証明。今後もNooshは、伝統と革新をつなぐ象徴として、世界中の人々に新たなライフスタイルと文化の架け橋を提案し続けるでしょう。
プロジェクトデザイナー: TheYaar Studio
画像クレジット: TheYaar Studio
プロジェクトチームのメンバー: Design Studio: TheYaar Studio
Creative Director: Sogol Zameni
Design Director: Asal Farshchi
Motion Designer: Babak Khalili
3D Designer: Soroush Talaiee
プロジェクト名: Noosh
プロジェクトのクライアント: Noosh Spirits