オキシジェン・ドバイ:都市型ジムの新たな建築美学

インダストリアルとラグジュアリーが融合した革新的フィットネス空間

オキシジェン・ドバイは、アーメド・ハビブによるデザインで、都市の力強さと洗練を兼ね備えたジムとして2025年に登場しました。インダストリアルな素材感と男性的な美意識が融合し、現代のフィットネス愛好家に新たな体験を提供します。

オキシジェン・ドバイは、ドバイの都市景観に新たな存在感を放つフィットネスセンターです。アーメド・ハビブが手がけたこのジムは、6,500平方メートルの敷地に、コンクリートとブラックスチールを大胆に使用した建築が特徴です。インダストリアルな素材と直線的なフォルムが、力強さとレジリエンス(回復力)を象徴し、現代的かつ都会的な雰囲気を醸し出しています。

このジムの最大の特徴は、インダストリアルな無骨さとラグジュアリーな快適性が共存する空間設計です。ウェイトリフティング、カーディオ、エアロビクスなど多彩なトレーニングエリアに加え、レストランやショップ、スパ、プール、ガーデン、ロッカー、そして更衣室など、幅広いアメニティが揃っています。これにより、フィットネスだけでなく、リラクゼーションや社交の場としても機能します。

建築技術面では、メイン構造にコンクリートとスチールを採用し、仕上げにはシルバートラバーチンストーンやデサチュレートブラウンのスタッコ、二重ガラスを用いることで、耐久性と美観を両立。16メートルの高さを持つこの建物は、自然光を最大限に取り入れる設計となっており、開放感と快適性を実現しています。

空間の流動性も重視されており、オープンなレイアウトとゾーニングによって、トレーニング、リラクゼーション、交流がシームレスに行えるよう工夫されています。大きな窓から差し込む自然光が、利用者のウェルネス意識を高め、屋内外の境界を感じさせない設計が特徴です。

このプロジェクトは、2022年4月にクウェートで設計が始まり、同年10月にエジプトで設計が完了。徹底したリサーチとクライアントニーズ分析、文化的背景の調査、建築技術や環境配慮、ランドスケープデザインまで多角的なアプローチがなされました。機能性・美観・ユーザー体験のバランスを追求し、現地規制やサステナビリティにも配慮した点が高く評価されています。

その革新性と完成度の高さから、オキシジェン・ドバイは2025年、A'デザインアワードの建築部門でシルバー賞を受賞。都市型ジムの新たなスタンダードとして、今後のフィットネス空間デザインに大きな影響を与える存在となっています。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Ahmed Habib
画像クレジット: Ahmed Habib
プロジェクトチームのメンバー: Ahmed Habib
プロジェクト名: Oxygen Dubai
プロジェクトのクライアント: Habib Architects


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