「Abra Mode」のパッケージは、女性がドレスを着て椅子に座る、あるいは脚を組む姿からインスピレーションを得て設計されました。ファッションフォトやパーティーシーンでよく見られるこのポーズを、ウィンドウ型の開口部としてパッケージに取り入れることで、商品の個性とブランドアイデンティティを巧みに表現しています。
従来のパンティストッキングのパッケージは、タグやハンガー型が主流で、商品がむき出しになりやすく、店頭での劣化や汚れが課題でした。アブラモードは、製品をしっかりと保護しつつ、ウィンドウ部分から素材や色、質感を直接確認できる設計を採用。これにより、消費者はパッケージを開けることなく、商品の特徴を一目で把握できます。
パッケージの素材には、水性コーティングを施したリサイクル可能な厚紙を使用。クリームとゴールドの配色が、やわらかさと高級感を演出しています。マット仕上げのため、指紋が残りにくく、清潔感も保たれます。ウィンドウ部分は専用の金型で成形され、脚のシルエットが印象的に浮かび上がるデザインとなっています。
このデザインの大きな特徴は、ブランドのビジュアルアイデンティティを柔軟に拡張できる点です。ウィンドウの形状を変えることで、スカートやシャツなど、今後の製品ラインナップにも応用可能です。パッケージの刷新を最小限に抑えつつ、多様な商品展開に対応できる設計思想が評価されています。
「Abra Mode」は、ターゲットとなるファッション志向の女性たちのニーズを徹底的にリサーチし、市場の課題を的確に捉えた上で誕生しました。実用性と美しさを兼ね備えたこのパッケージは、ブランドの存在感を高めるとともに、消費者の購買体験をより豊かにしています。
今後、アブラモードのような革新的なパッケージデザインが、ファッション業界に新たな価値基準をもたらすことが期待されています。デザインと機能性の両立が、ブランドの未来を切り拓く鍵となるでしょう。
プロジェクトデザイナー: Sajad Izadi
画像クレジット: Graphic Designer:Sajad Izadi
プロジェクトチームのメンバー: Graphic Designer:Sajad Izadi
プロジェクト名: Abra Mode
プロジェクトのクライアント: Abra Mode