テラグライド:次世代リカンベント電動トライクの革新

直感的なジョイスティック操作とサステナブルな移動体験

テラグライドは、アレックス・グディルコ率いるデザインチームによって開発されたリカンベント型電動三輪車です。航空宇宙や自動車業界の先進的なジョイスティック制御技術に着想を得て、都市部から自然まで多様な環境で快適かつ自在な移動を実現します。従来の機械式ステアリングとは異なり、電子制御によるスムーズで反応性の高い操縦性を提供し、モビリティの新たな可能性を切り開いています。

テラグライドの最大の特徴は、ステア・バイ・ワイヤ方式のジョイスティック操作です。これにより、従来の自転車や三輪車では得られなかった精密かつ安定したコントロールが可能となっています。ペダルアシスト発電システムを搭載し、全てのライダーが自分に合った運動量を選択できるだけでなく、発電によるサステナブルなエネルギー供給も実現。900Whの大容量バッテリーにより、最大160kmの航続距離を誇り、都市からアウトドアまで幅広いシーンで活躍します。

フレームには軽量かつ高強度なアルミニウムを採用し、耐久性と美しいデザインを両立。3DモデリングやCNC加工、実地走行テストを重ねることで、安定性と乗り心地の最適化が図られています。サスペンションシステムも先進的で、舗装路から未舗装路まで滑らかな乗車体験を保証します。

操作性の面では、ジョイスティックによる直感的なステアリングと、調整可能なペダル抵抗によるカスタマイズ可能なワークアウトが特徴です。人力と電動アシストを組み合わせることで、健康促進とエコロジーを両立した移動手段として注目されています。さらに、収納スペースや快適なリカンベントシートなど、日常使いにも配慮した設計がなされています。

開発には、エルゴノミクスや人間工学、ハイブリッドエネルギー効率に関する多角的な研究が活かされました。反復的なプロトタイピングやCFD(数値流体力学)、FEA(有限要素解析)、バイオメカニクスの応用により、バランス性・操作性・適応性を徹底的に検証。従来の自転車では難しかった多様な体型や運動レベルへの対応を実現しています。

テラグライドは、2025年のA'デザインアワード(ビークル・モビリティ・トランスポーテーション部門)でブロンズ賞を受賞。芸術性、科学性、デザイン性、技術力を融合し、生活の質向上に貢献するイノベーションとして高く評価されました。

サステナブルな移動と健康的なライフスタイルを両立させるテラグライドは、今後のパーソナルモビリティの新基準となることが期待されています。都市生活者からアウトドア愛好家まで、幅広いユーザーに新しい移動体験を提供するこのプロダクトは、未来のモビリティデザインにおける重要な一歩といえるでしょう。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: AJPROTECH
画像クレジット: Alex Gudilko Mike Doty
プロジェクトチームのメンバー: Alex Benner, Alex Gudilko, Evan Kravtcov, Vsevolod Ianatev, Andrew Mikheev, Denis Garmash
プロジェクト名: Terraglide
プロジェクトのクライアント: Terraglide


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