伝統と現代が融合する照明「Aurum」の革新美

歴史的オイルランプを現代的に再解釈した多機能ライト

「Aurum」は、何世紀も前のオイルランプから着想を得て、伝統的な照明の美しさを現代的なフォルムへと昇華させた照明作品です。柔らかなアラバスターの光が、古代のキャンドルライトの温もりを彷彿とさせ、ミニマルな幾何学と贅沢な素材が調和し、時代を超えた洗練を体現しています。過去と現在をつなぎ、歴史的な要素と現代的な機能性を融合させることで、空間に新たな価値をもたらします。

「Aurum」は、テーブルランプとペンダントライトの両方に変形可能なモジュール式システムを採用しています。工具を使わずに簡単に変換できる設計により、空間や用途に応じて自在に使い分けることができます。真鍮、スモークガラス、アラバスターといった上質な素材を用い、精密な構造で安定性と美しさを両立。ラグジュアリーと適応性、そして職人技が見事に融合した逸品です。

製造には、無垢の真鍮、スモークガラス、手彫りのアラバスターを使用し、耐久性と高級感を追求。内蔵されたLED技術は、省エネルギーかつ温かみのある光を提供します。安全なロック機構により、テーブルランプからペンダントへの切り替えもスムーズ。精密なエンジニアリングと職人の手仕事、そして最新技術が融合し、洗練されたラグジュアリーを実現しています。

高さ250mm、直径はテーブルモードで100mm、ペンダントモードで120mmと、空間に合わせて柔軟に対応できるサイズ設計です。バランスの取れた重量配分により、どちらの形態でも安定して使用でき、設置や移動も容易。複雑な工事を必要とせず、ユーザーのライフスタイルや空間の変化に合わせて自在に調整可能です。

デザインの背景には、古代の照明器具の研究と、光の感情的な効果に関する探求があります。モジュール性や素材の透過性、耐久性、美観、拡散性などを徹底的に検証し、数多くのプロトタイプを経て、直感的で確実なロックシステムを実現。伝統と現代的イノベーションがシームレスに融合したデザインへと昇華されています。

「Aurum Light」は、歴史的なエレガンスと現代的な感性を兼ね備えたデュアルファンクション照明として、現代のインテリアに自然に溶け込みます。真鍮、ガラス、アラバスターの繊細なバランスが、光と素材の彫刻的な対話を生み出し、空間に温かみと個性をもたらします。2025年、オマーン・マスカットで誕生し、A'デザインアワードのIron賞を受賞した本作は、実用性と美しさを兼ね備えた照明の新たなスタンダードを提示しています。

「Aurum」は、空間に時代を超えた存在感を与え、日常を豊かに彩る照明体験を提供します。伝統への敬意と革新への挑戦が生み出すこの作品は、現代のライフスタイルに寄り添いながら、未来のインテリアデザインに新たな可能性を示唆しています。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Seyedali Miri
画像クレジット: Visualization by Mohammadhossein Rezaei
プロジェクトチームのメンバー: Seyedali Miri
プロジェクト名: Aurum
プロジェクトのクライアント: ICD


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