アフリカンルーツからインスピレーションを得たSU-2キャイトボード「エトノコレクション」

伝統とモダンが融合した、一風変わったデザインのキャイトボード

このコレクションは、デザイナーのMateusz ObarekとGravite Designチームによって生み出された。彼らはアフリカのルーツからインスピレーションを得て、キャイトボードのデザインに新たな風を吹き込んだ。SU-2は、アフリカのデザインと伝統を現代的に解釈した初めてのキャイトボードブランドである。

このコレクションのボードは、デジタルプリントデザインと木材、カーボンを用いて製作されている。サイズは450 mm x 50 mm x 1480 mmから1550 mmで、ライトウィンド、フリースタイル、スプリットボードの3種類から成る5つのタイプがある。それぞれが異なるアクティビティに対応するよう設計されている。

このプロジェクトは2017年に始まり、2019年にポーランドで完成した。キャイトサーフィン市場を分析した結果、競合他社のプロジェクトには主導的なアイデアが欠けていることが明らかになった。そのため、彼らはスポーツの個性に基づいたアイデアを持つコレクションを作ることに決めた。

キャイトサーファーとは、自己の弱点を克服しながらこのスポーツを楽しむ戦士たちと比較できる。彼らは波と風と戦い、その中で幸せを見つける。この考えから、アフリカの戦士に触発されたボードを作るというアイデアが生まれた。

このデザインは、2020年にスポーツ用品、フィットネス、レクリエーション機器デザイン賞のシルバーアワードを受賞している。この賞は、優れた専門性と革新性を示す、クリエイティブでプロフェッショナルなデザインに授与される。