革新的なオフィスチェア「Basto」:快適さとエコロジーを追求

SDICイノベーションセンターが開発した、効率と快適さを両立

長時間のデスクワークでも快適に過ごせるように設計されたオフィスチェア「Basto」。その特徴とは何か、そしてどのように製造されているのかを詳しく見ていきましょう。

「Basto」は、SDICイノベーションセンターが開発したオフィスチェアです。長時間のデスクワークでも快適に過ごせるように設計されており、そのために特別な技術が用いられています。

まず、このチェアの最大の特徴は、動的バランス運動を採用していることです。これにより、座面と背もたれが同期して揺れ、座面は体と一緒に自然に360°動くことができます。これにより、ユーザーは自然な姿勢を保つことができ、長時間の作業でも疲れにくい環境が提供されます。

また、クッションの設計にも工夫が見られます。クッションの前端に弾力性を生み出し、圧力を軽減するために、内側のシェルが外側のシェルよりも大きく設計されています。さらに、イタリア製の特別な糸を使用した自社開発のメッシュが採用されており、柔らかく快適な座り心地を提供します。

「Basto」のもう一つの特徴は、そのエコロジー性です。チェアの素材の70%はナイロンで、全体の材料回収率は97%に達します。これは、環境に配慮した製品設計の一例と言えるでしょう。

このように、「Basto」は、効率と快適さを追求したオフィスチェアとして、その革新性が評価されています。2021年には、その優れたデザインが認められ、A'オフィス家具デザイン賞のシルバー賞を受賞しました。

「Basto」は、エレガントなデザインと快適さを兼ね備えたオフィスチェアとして、多くの人々にとって理想的な選択肢となるでしょう。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Johnnie Leung
画像クレジット: Johnnie Leung
プロジェクトチームのメンバー: SDIC Innovation Center
プロジェクト名: Basto
プロジェクトのクライアント: Johnnie Leung


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