「ピクトマト」：都市をイラストで繋ぐ、新たな広告キャンペーン

デザイナーMathias Zimmermannが描く、ベルン市の魅力と自身の哲学

グラフィックデザイナーMathias Zimmermannが立ち上げたスタジオ「ピクトマト」。その初のプロジェクトとして、彼の故郷であるベルン市の地図をイラスト化した広告キャンペーンを展開した。

Mathias Zimmermannは、グライダーフライトの最中に見下ろした故郷の風景からインスピレーションを得て、このプロジェクトを思いついた。彼の視点から見たベルン市の地図には、彼自身の思い出や経験が詰まっている。

このプロジェクトの特徴は、地図上のピンを使って彼の仕事哲学を説明し、自身の興味やスキルを示すことにある。また、ポスターやポストカードのシリーズ、アニメーション、ソーシャルメディアキャンペーンを含むシンプルなクロスメディアキャンペーンとして展開されている。

この「ピクトマト・ベルン市マップ」は、有名な観光地や市内の個人的なおすすめスポットを描いたもので、一部のポイントは新たに設立されたピクトマトデザインスタジオのスキルや哲学を表している。また、この地図は装飾ポスターとしても機能し、個々のイラストはポストカードのシリーズとしても使用されている。

このデザインはAdobe Illustratorを使用して制作され、イラストレーション、自己宣伝、グラフィックデザイン、旅行、地図といったキーワードが付けられている。また、このデザインは2021年のA' Graphics, Illustration and Visual Communication Design Awardでブロンズを受賞している。

Mathias Zimmermannの「ピクトマト・ベルン市マップ」は、彼の個性と才能、そしてベルン市の魅力を見事に表現した作品である。これからも彼の活動から目が離せない。