自撮り革命!Podo:世界初のスティック&シュートカメラ

Chuntze Chengによる画期的なデザイン

自撮り棒の限界に挑んだ新たなカメラが誕生しました。その名も「Podo」。スティック&シュートカメラとして世界初のこの製品は、スペシャルなナノ粘着バックを使用してどこにでも貼り付けることができ、アプリで操作します。これにより、自撮りを一人で楽しむことが可能になりました。

デザイナーのChuntze Chengは、他のプロジェクトで一緒に働いている間に、チームで写真を撮ることが多くなりました。しかし、常に誰かが写真から漏れてしまったり、データを転送するためのケーブルが必要だったりという問題に直面しました。そこで彼らは、より多機能で使いやすいものを作りたいと考え、Podoを開発しました。

Podoカメラは、手を使わずに写真を撮ることができるという点で他のカメラとは一線を画しています。また、バックフラップを360度動かすことができるボールジョイントのデザインは、全体の美学と一体化しています。これにより、任意の角度から写真を撮ることが可能になりました。

このカメラは、注入成形という技術を用いて製造されています。また、独自のシリコンフォーミュラを使用したリピート使用可能なスティッキーパッドも特徴的です。このスティッキーパッドは、10,000回の使用に耐えることができます。

さらに、PodoはBluetoothを使用してアプリと連搐し、ライブプレビューを提供します。これにより、どの角度からでもショットをセットアップすることが可能になりました。また、タイムラプスやセキュリティ目的で様々な場所に簡単に設置することができます。

このプロジェクトは2015年6月にアメリカのサンフランシスコで始まり、2017年1月に完成しました。Kickstarterでクラウドファンディングを行い、オンラインチャンネルを通じて販売され、Urban Outfitters、Nordstrom、さまざまなポップアップリテーラーで世界中に配布されました。

このデザインは、2021年にA'カメラと写真機器デザイン賞の鉄賞を受賞しました。この賞は、専門的で産業的な要件を満たすように設計され、実用的で革新的な創造に授与されます。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Chuntze Cheng
画像クレジット: Podo Labs Inc. All rights reserved.
プロジェクトチームのメンバー: Chuntze Cheng Edmond Lee Jae Hoon Choi Samuel Pullman John Fitzpatrick
プロジェクト名: Podo
プロジェクトのクライアント: Chuntze Cheng


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