「グラフィック」ソファは、シンプルで幾何学的なデザインを持ち、装飾は一切ない。そのユニークな形状は機能に従っており、座ることを目的としている。構造的で硬直した座り心地と、曲線的なデザインがバランスを取り、部屋に軽やかさをもたらす。リビングルームやレセプションエリアに最適な選択肢である。
このソファは、再植林木材のLyptusとPinusを使用して製作されている。座面には30密度のフォームを使用し、足部分は自動車塗料で塗装された炭素鋼を使用。そして、自然素材の布が使用されている。
このソファのサイズは、幅215cm、奥行き65cm、高さ105cmである。タグとしては、「ソファ」、「現代的」、「快適」、「オフィス」、「家」、「家具」、「座る」などが挙げられる。
このソファは、公共の場所、特に正式な座り方を促すレセプションなどに最適で快適な座り心地を提供する。さらに、座面と床の間に隙間があるため、部屋の掃除も容易に行える。
このプロジェクトは2018年11月にサンパウロで始まり、2019年6月に同地で完成した。デザインの創造過程では、まず形状が考えられ、次に機能と人間工学が考慮される。デザイナーは、その起源である点から円形を調査し、カンディンスキーの言葉「線は動く点である」をインスピレーションに、純粋な幾何学的形状を持つユニークなデザインの家具を創造した。
最大の挑戦は、快適さと人間工学を尊重しながら、家具のデザインを損なわないことだった。この「グラフィック」ソファは、過去のソファに見られるような、より構造的な座り心地を提供する。その形状は二つの円形から派生し、一つは最初の延長である。このソファは快適で、公共の場所、特に正式な座り方を促すレセプションなどに最適である。
このデザインは、2022年のA' Furniture Design Awardでシルバーを受賞した。シルバーA' Design Awardは、優れた専門性と革新性を示す、最高級のクリエイティブで専門的に注目すべきデザインに授与される。これらのデザインは、強力な技術的特性と素晴らしい芸術的技能を持ち、優れたレベルの卓越性を示し、ポジティブな感情、驚き、ワンダーを引き立てる。
プロジェクトデザイナー: Beatriz Rezende Di Cunto
画像クレジット: Photographer: Marco Antonio
プロジェクトチームのメンバー: Beatriz Rezende Di Cunto
プロジェクト名: Graphic
プロジェクトのクライアント: Bia Rezende