ポストコロナ時代の新しい働き方を刺激するオフィスデザイン

Naoki SawadaによるAbeam Shanghaiの創造的なワークスペース

新型コロナウイルスの影響を受けて、働き方が大きく変わった現代。そんな時代に対応した新しい働き方を刺激するオフィスデザインが、Naoki Sawadaによって生み出されました。

このオフィスは、チームワークを重視し、創造的な仕事ができる環境を提供することを目指しています。そのために、チームで働くシーンを考慮し、さまざまな機能を持つエリアを作り出しました。また、オフィスが71階に位置していることを活かし、風景を最大限に楽しむことができる空間設計がされています。

デザインの特徴としては、Abeamブランドのイメージカラーに基づいており、ゴールドのアクセントが施されています。これにより、ユーザーはAbeamブランドを感じることができます。清潔感と豪華さをバランス良く持つオフィス空間をデザインすることで、オフィスへの来訪意義、従業員のエンゲージメント、そしてウェルビーイングを高めています。

このデザインの実現には、インテリア材料の選択が重要でした。環境を考慮し、オフィス建設にリサイクル製品を使用しました。このような考え方は、企業の社会的責任とオフィス建設の持続可能性にもつながります。また、従業員に対する環境啓発にも繋がります。

このプロジェクトでは、新しい働き方と新しいブランドイメージの普及の2点が最も重要でした。従業員がどのように働いてきたか、将来どのように働きたいか、そのギャップをどのように埋めるかを考慮しました。また、空間とデザインが顧客や従業員に与える影響も考慮してデザインが行われました。

このデザインは、2023年のA' Interior Space, Retail and Exhibition Design Awardでブロンズを受賞しました。この賞は、芸術、科学、デザイン、技術のベストプラクティスを取り入れ、高い技術力と創造力を持つ優れたデザインに授与されます。それらは生活の質の向上に貢献し、世界をより良い場所にするためのものです。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Sawada Naoki
画像クレジット: Sawada Naoki
プロジェクトチームのメンバー: Sawada Naoki Rao Yihua Zhu Haiyan
プロジェクト名: Abeam Shanghai
プロジェクトのクライアント: Sawada Naoki


Abeam Shanghai IMG #2
Abeam Shanghai IMG #3
Abeam Shanghai IMG #4
Abeam Shanghai IMG #5
Abeam Shanghai IMG #5

デザイン雑誌でさらに詳しく読む