東京・渋谷の光と煌めきを纏う眼科クリニック

テツヤ・マツモトが手掛ける、未来感溢れる医療空間

渋谷の街並みに溶け込む、光のアートとしての眼科クリニック「Lux Linea」。テツヤ・マツモトのデザインは、都市の光景とカレイドスコープの魅力、そして最先端の医療技術が融合し、来院者だけでなく街を行く人々にも新たな体験を提供します。

「Lux Linea」は、日本の首都、東京のシンボル的な渋谷地区の中心に位置する眼科クリニックです。このクリニックは、照明付きの透明なパネルを用いた線状の光のモチーフで、都市環境に溶け込む没入感のある体験を創出しています。プロジェクトは、ガラスの反射という視覚的問題と、最先端の医療実践を象徴するシンボリズムに対処しています。

空間はドライウォール技術を用いて作られ、壁はクロスで仕上げられています。光のパネルは、直線のパターンがインクジェット印刷された透明アクリルシートを使用して製造され、LEDテープを使ってパネルの端を照らしています。光はインクジェットのパターンを通じて移動し、照明効果を生み出します。パネルと、それによる光の線は、天井と壁の鏡を使って垂直かつ水平に複製されます。

クリニックのフロアプランは右台形をしており、入り口と受付カウンターはその小さな角に配置され、2つのガラス張りの側面を活用しています。待合椅子はガラスファサードに沿って配置され、一連の透明パネルによって分けられています。これらのパネルは垂直線のパターンで照らされ、患者のプライバシーを守りつつ、プライバシーを提供します。より光に敏感な検査室や治療室はクリニックの内側に設置されています。

このプロジェクトは、2つの主要な課題に対する応答です。1つ目は、完全にガラス張りの2つのファサードに関連しています。これにより、明るい昼間には内部に向かって視界を遮る反射が生じます。しかし、内部を都市環境に接続する必要もあります。2つ目の課題は、空間の象徴性と表現です。医師は最先端の技術を使用して手術を行います。そのため、空間は医療の進歩を示すショーケースでなければなりません。

クリニックは主に日中に運営されており、明るい昼間にはガラスに反射する光が内部の視界を遮ります。この効果に対抗するために、内部から放出される一連の魅力的な垂直の光の線が、通行人の好奇心を引きつけ、医師の最先端の技術と人間の視覚へのアプローチを反映した未来的な光景を創り出します。

「Lux Linea」は、東京・渋谷にある眼科クリニックです。日本の首都の中心部に位置するTotal Eye Careクリニックの新しい施設は、複合利用ビルの1階にあります。Lux Lineaのデザインは、ガラスの反射と患者のプライバシーという2つの主要な問題に対処しています。クリニックは主に日中に運営されており、明るい昼間にはガラスに反射する光が内部の視界を遮ります。クリニックは、ガラス張りのファサードを通して周囲の都市環境と接続するために、光の線を使った一連のパネルを採用しています。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Tetsuya Matsumoto
画像クレジット: Image #1: photographer ©Nacasa & Partners Inc, LuxLinea, 2023. Image #2: photographer ©Nacasa & Partners Inc, LuxLinea, 2023. Image #3: photographer ©Nacasa & Partners Inc, LuxLinea, 2023. Image #4: photographer ©Nacasa & Partners Inc, LuxLinea, 2023. Image #5: photographer ©Nacasa & Partners Inc, LuxLinea, 2023.
プロジェクトチームのメンバー: Tetsuya Matsumoto
プロジェクト名: LuxLinea
プロジェクトのクライアント: Eye Care Clinic


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