プレイとレディの融合、"Pleady"ブランドの誕生

カツミ・タムラが挑む、特化型テーピングメーカーのブランド立ち上げ

アスリートへの高品質テーピング提供を通じて、徹底したコンディショニングを支えるブランド、"Pleady"。そのブランド名は、プレイとレディの融合から生まれました。ブランドロゴにはブランドカラーのラインが走り、キービジュアルの女性ランナーはそのロゴからインスピレーションを得ています。

特化型テーピングメーカーのPLEADYのブランド立ち上げをサポートしたのは、カツミ・タムラ。ブランド名やブランドロゴなど、ブランドの核となる要素を開発し、"Tape or Lose"というタグラインと女性ランナーのキービジュアルを中心にコミュニケーションを展開しました。デザインの目標は、全てのタッチポイントで統一された世界観と同一のブランド体験を提供することでした。

ブランドカラーのコントロールもまた、課題でした。ブランドカラーが紙やフィルム、モニター上で再現されたときに同じ印象を与えるように、カラーマネジメントを行いました。

テーピングは成熟した市場であり、後発ブランドであるにもかかわらず、競合と明確に差別化されたブランドを確立することが課題でした。アスリートをターゲットにしたブランドであることを強調するため、"Tape or Lose"というタグラインと独特の黄緑色のブランドカラーを策定しました。さらに、ブランドの世界観を体現する一つのビジュアルを作り出し、それをカタログ、ウェブサイト、展示会ブースなどで利用しました。

ブランド開発とコミュニケーションツールの開発をシームレスに統合しました。この制作フレームワークにより、タイトな制作スケジュールにもかかわらず、全てのタッチポイントで統一された世界観を成功裏に作り出すことができました。

このデザインは、2020年にA' Graphics, Illustration and Visual Communication Design Awardでブロンズを受賞しました。この賞は、経験と創造性を証明し、芸術、科学、デザイン、技術のベストプラクティスを取り入れ、強力な技術的・創造的スキルを発揮し、生活の質の向上に貢献し、世界をより良い場所にする優れたデザインに授与されます。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Katsumi Tamura
画像クレジット: Katsumi Tamura
プロジェクトチームのメンバー: Creative Director: Moritaka Yoshida, Toshiyuki Nagamatsu / Art Director: Katsumi Tamura / Designer: Takahiro Sugawara, Hiroyuki Fukazu / Copywriter: Toshiyuki Nagamatsu / Printing Director: Moritaka Yoshida
プロジェクト名: Pleady
プロジェクトのクライアント: Katsumi Tamura


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