革新的ガラス加工技術「FemtoGlass」

デスドープスタジオが創る、未来のワークステーション

古典的な形状の交差点からインスピレーションを得て、デスドープスタジオは「FemtoGlass」を創造しました。この製品は、黒いキューブの優雅さを体現し、洗練された青いコートで飾られています。操作ボタンやコントロールは、切断プロセスの管理を容易にするためにユーザーの手元に配置されています。

「FemtoGlass」は、研究開発用途だけでなく、大量生産にも対応する先進的なガラス及びサファイアレーザー切断・ダイシングワークステーションです。ユーザーフレンドリーな作業エリアへのアクセスと、生産のアップロードや変更の容易さが特徴です。機械の標準的な信号灯を置き換えるエレガントなLEDヘッダーがトップに搭載されており、現在のステータスを直感的に伝えます。

半マットのシートメタルケーシングを特徴とするFemtoGlassは、市場の需要に基づいて寸法の柔軟性とカスタマイズを可能にします。内部テーブルは、振動からの優れた安定性と絶縁を提供する超安定の高品質グラナイト製です。主な用途には、ガラスウェハーのダイシング、薄いガラスの切断、携帯電話の画面、ボタン、カメラレンズ、スマートグラス、マイクロオプティクスなどのさまざまな切断ニーズが含まれます。

特許を取得したガラス及びサファイア切断技術により、FemtoGlassは、硬化ガラスおよび非硬化ガラス、そしてサファイアに対して、最小限のチッピングで、かつ後処理を必要としない超高品質と精度を実現します。半導体、マイクロフルイディクス、マイクロオプティクスなどの業界において、ガラスの曲げ強度と側壁のカット仕上げ品質を向上させます。特筆すべきは、FemtoGlassが1回のパスで最大2mmまでの超薄型ガラスを切断できることです。統合されたビーム安定化と計測ソリューションにより、一貫した切断精度とワークフロー効率を保証し、さまざまなアプリケーションに最適な結果を提供するために異なる基板の厚さに対応します。

このプロジェクトは、2022年初頭にリトアニアのヴィリニュスで始まり、主要な技術的および使いやすさの側面を定義することに焦点を当てました。デザインソリューションは2022年中頃に開発され、その後エンジニアリングと製造の準備が行われました。その年の終わりには、要件に準拠することを確認するために、主要なプロトタイプが構築され、テストされました。2023年初頭には、FemtoGlassワークステーションが市場に正式にリリースされました。

市場の激しい競争を考慮すると、主な創造的な課題は、最小限でありながら同時に目立つ外観を持ち、形と機能が理解しやすい美的なレーザー切断ワークステーションを設計することでした。使用シナリオを改善し、作業エリアを拡大することが主な目標であり、外観や使いやすさを損なうことなく達成しました。ワークステーションは、信頼性が高く、頑丈で、エレガントかつ現代的で、明確なデザイン言語とフレンドリーな使用感を持つように設計されています。

「FemtoGlass」は、ガラスおよびサファイア素材を使用したレーザー切断およびダイシング作業に特化した最先端のワークステーションとして際立っています。研究開発と大規模生産の両方の要求に対応する多用途なデザインを備えており、操作ゾーンへの容易なアクセスにより、生産プロセスのアップロードおよび変更の便利さを保証します。さらに、従来の機械指示器に代わる洗練されたLEDヘッダーを搭載しており、現在の運用状況を直感的に伝えることができます。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Desdorp
画像クレジット: Workshop of Photonics
プロジェクトチームのメンバー: Design: Desdorp (Deividas Juozulynas, Denis Orlenok) Technical Solution: Altechna R&D Sheet Metals: Vaidas Paškevičius
プロジェクト名: Femtoglass
プロジェクトのクライアント: Workshop of Photonics


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