アートとミニマリズムが交差する、クラクフアートサロン2018の展示カタログ

アレクサンドラ・トボロヴィッチによる、多様性と独自性を追求したデザイン

ポーランド、クラクフで開催された「クラクフアートサロン2018」の展示カタログ。アーティストとその作品を紹介するための一冊であり、各ページのレイアウトは展示作品の形状や数に合わせて微妙に異なる。

このカタログは、アーティストとその作品を紹介するための一冊であり、各ページのレイアウトは展示作品の形状や数に合わせて微妙に異なる。そのインスピレーションは、展示会での作品のプレゼンテーション方法、多様性、そしてミニマリズムにあります。

このカタログの特徴的な要素は、ハードカバーとスクリーン印刷を用いたカバーデザインであり、内部の紙はソラ・マット120g/m2を使用。288ページにわたり、アーティストの作品とその背景を紹介しています。

このプロジェクトの最大の挑戦は、展示される作品の多様性でした。異なるフォーマットや美学を持つ作品、さらには異なる長さの伝記やポートレート写真のフォーマット、美学、色彩など、一貫性を保ちつつ全体をまとめ上げることが求められました。

このカタログは、2020年のA'プリントアンドパブリッシュメディアデザインアワードでアイアン賞を受賞しました。この賞は、業界のベストプラクティスと優れた技術特性を統合し、満足感とポジティブな感情を提供し、より良い世界に貢献する、よくデザインされた実用的で革新的な創造物に授与されます。

このカタログは、アートとミニマリズムが交差する場所で、多様性と独自性を追求した結果生まれたものです。それぞれのアーティストと作品が持つ個性と魅力を最大限に引き立てるため、デザインは細部にまでこだわりが感じられます。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Aleksandra Toborowicz
画像クレジット: photos: Kuba Sowiński
プロジェクトチームのメンバー: Aleksandra Toborowicz
プロジェクト名: Krakowski Salon Sztuki
プロジェクトのクライアント: Aleksandra Toborowicz


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Krakowski Salon Sztuki IMG #5
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